
おなかのヘルニアセンター
おなかのヘルニアセンターについて
1.おなかのヘルニアセンターとは?
ヘルニアセンターは、鼠径(そけい)ヘルニアをはじめとするさまざまな種類のヘルニアに対し、専門的かつ迅速な診断・治療を提供する専門施設です。当センターでは、患者さん一人ひとりの症状に合わせた最適な治療法を提案し、早期回復を目指します。
2.当センターの特徴
専門医による高度な治療
当センターでは、ヘルニア治療に精通した専門医が診察・手術を担当します。最新の知識と技術をもとに、安全で確実な治療を提供します。
鼠径ヘルニアに対してロボット支援下鼠径ヘルニア修復術を導入しています(自費診療)。
臍、腹壁瘢痕ヘルニアにはeTEP法という手術を導入しています。一般的にはメッシュ(人工の補強材)をお腹の中にいれますが、eTEP法では筋肉の裏にいれることで腸、胃などの臓器とメッシュを直接接触させません。
腹腔鏡手術、ロボット支援下手術にも対応
従来の開腹手術だけでなく、傷が小さく回復が早い「腹腔鏡下手術」も行っています。鼠径ヘルニアに対しては95%以上が腹腔鏡、ロボット支援下手術です。
これにより、術後の痛みが少なく、日常生活への早期復帰が可能です。
腹腔鏡手術
日帰り・短期入院手術
患者さんの負担を軽減するため、日帰り手術や1泊2日の短期入院手術も行っています。(※患者さんの状態によって異なります)
丁寧な術前・術後ケア
手術前の不安を取り除くため、詳細な説明を行い、術後も定期的なフォローアップを行います。術後の生活指導やリハビリについてもサポートします。
3.対応するヘルニアの種類
当センターでは、以下のヘルニアに対応しています。
- 鼠径ヘルニア(脱腸)
成人 (小児は対象外) - 大腿ヘルニア
女性に多く、早期治療が重要 - 腹壁瘢痕(はんこん)ヘルニア
過去の手術部位が原因で起こる - 臍(へそ)ヘルニア
へその部分が膨らむヘルニア - 食道裂孔ヘルニア
胃の一部が胸部へ突出するタイプ

臍ヘルニア
4.診察・手術の流れ
① 初診・診察
- 専門医による診察(触診・超音波検査など)
- 必要に応じてCT検査
② 治療方針の決定
- 症状や患者さんの希望を考慮し、治療方針を決定
③ 手術(必要な場合)
- 腹腔鏡手術または開腹手術を実施
- 日帰り・短期入院手術にも対応
④ 術後フォロー
- 退院後の生活指導、定期検診を実施
5.費用の例

スタッフ体制
医師名 | 役職 | 専門 | 資格 |
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