人工関節センター

人工関節センター

特色

股関節の病気に対する人工股関節手術

変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、急速破壊型股関節症、関節リウマチなどの股関節疾患により股関節の変形が高度になると、痛みが強くなり、股関節の動きが悪くなり、脚の長さが短くなり、歩行障害が大きくなり、いろいろな日常生活動作がしにくくなってきます。コンピューターを使用したナビゲーション手術や最小侵襲手術など最先端の方法により人工股関節置換術(THA)を行うことにより、痛みがなくなり、股関節の機能は大きく改善し、歩く格好もよくなります。日常生活が快適に送れるようになり、旅行、スポーツなど楽しむこともできるようになります。

コンピューターを使用したナビゲーションTHA

人工関節を良い位置に、適切な角度で設置するための方法です。術前のCT検査データからコンピューターを用いて個々の患者さんに最適な計画を綿密に立て、それぞれの患者さんに最適な最新の人工股関節を選択し、術中はコンピューターを使用して術前に計画した適切な位置、角度に正確に人工関節を設置しています(ナビゲーション手術)。この方法により安全な手術が可能となり、術後合併症の一つである脱臼を起こしにくい安定した股関節再建ができ、術後の動作制限を最小限にすることが可能です。加えて良好な長期成績も期待できます。

最小侵襲人工股関節置換術(MIS-THA)

従来の手術では15~20cmの皮膚切開で行っていましたが、10㎝程度の小さい皮膚切開で行っています。前方アプローチと後方アプローチがありますが、ともに軟部組織のダメージを最小限にすることにより、術後の痛みが少なくなり、早期リハビリテーション、早期回復、早期社会復帰が可能となります。また傷が小さく目立ちにくいという美容的な利点もあります。

<リハビリテーション>
人工関節のリハビリに慣れた経験豊富な理学療法士が行います。手術前に障害がどの程度か評価し、術後のリハビリがスムースに行えるよう準備します。手術後は翌日からベッドから起き上がり、座る、立つ、歩くという練習を開始します。歩行訓練、筋力訓練、関節の動きをよくする訓練を一日一日進めていきます。多くの方がおおよそ3週間で自宅に帰ることができます。
<術後の生活について>
歩行については、人工股関節にとって歩数の制限はなく、杖の使用も必要ありません。旅行や楽しむためのレクリエーション的な運動(ウォーキング、ハイキング、ゴルフ、水泳など)は推奨されています。骨や筋肉の加齢による衰えを防ぎ健康寿命を延ばすためにも適度な運動はしたほうがいいと思われます。毎日の生活をエンジョイして下さい。

ひざ関節の病気に対する人工ひざ関節手術

変形性ひざ関節症、大腿骨内顆骨壊死など変形が強くなると、脚がO脚になり、痛みが強くなり、歩行障害が大きくなり、ひざ関節の動く角度が悪くなり、日常生活動作に制限が生じてきます。人工ひざ関節置換術を最先端の方法で行うことにより、まっすぐな脚になり、正座はできませんが適度に動き、歩行能力は大きく改善し活動範囲も広くなります。

*人工ひざ関節全置換術(TKA):
一般的な手術方法で膝の内側、外側とも人工関節に置換する方法です。
*人工ひざ関節部分置換術(UKA):
ひざの内側のみに障害が存在する場合、内側のみ人工関節に置換します。

コンピューターを使用したナビゲーションTKA

人工ひざ関節全置換術(TKA)は安定した手術法で優れた長期成績が得られていますが、さらに優れた成績を目指し、精度の高い手術を行うためにナビゲーションシステムによるTKAを導入しています。これは手術中コンピューターを用いたナビゲーションシステムを使用し、適切な位置に、適切な角度で人工関節を設置する最新の手術です。これにより股関節~膝関節~足関節にかけて下肢全体がきれいな配列になり、また優れた機能回復が得られます。

小侵襲人工ひざ関節置換術

人工ひざ関節全置換術(TKA)を行う際、従来の18~20cmの皮膚切開よりも小さい10~12cm程度の皮膚切開で行っています。術後の痛みの軽減、早期リハビリテーション、早期の機能回復を目指しています。

単顆置換型人工ひざ関節部分置換術(UKA)

ひざの内側のみが障害されている場合に、その内側のみ人工関節に置換する方法です。ひざのやや内側を6~8cm切開し大腿骨、脛骨の内側のみを置換する方法です。人工ひざ関節全置換術(TKA)に比べ低侵襲でより自然なひざ関節機能が得られます。術後の痛みも少なく、早期に歩行が可能となり社会復帰も早くなります。

<リハビリテーション>
人工関節のリハビリに慣れた経験豊富な理学療法士が行います。手術前に障害がどの程度か評価し、術後のリハビリがスムースに行えるよう準備します。手術後は翌日からベッドから起き上がり、座る、立つ、歩くという練習を開始します。歩行訓練、筋力訓練、関節の動きをよくする訓練を一日一日進めていきます。多くの方がおおよそ3週間で自宅に帰ることができます。
<術後の生活について>
歩行については、人工ひざ関節にとって歩数の制限はなく、杖の使用も必要ありません。ただし年齢的に歩行が不安定な場合は、安全のため杖など使用したほうが良いでしょう。旅行や楽しむためのレクリエーション的な運動(ウォーキング、ハイキング、ゴルフ、水泳など)はして頂いて結構です。骨や筋肉の加齢による衰えを防ぎ健康寿命を延ばすためにも適度な運動はしたほうがいいと思われます。

~ メディア紹介 ~

外来診察

人工関節外来初診はすべて、地域医療連携による予約制になっております。

外来担当
月曜日 木曜日渋谷 高明、津田 晃佑

スタッフ体制

医師名役職専門資格
渋谷 高明しぶや たかあき
  • 整形外科診療主任部長
  • 兼 人工関節センター長
  • 兼 高齢者骨折センター長
  • 兼 リハビリテーション科
  • 股関節外科
  • 人工関節外科
  • 膝関節外科
  • コンピュータ支援手術
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会リウマチ医
  • 日本整形外科学会スポーツ医
津田 晃佑つだ こうすけ
  • 整形外科医長
  • 兼 人工関節センター
    副センター長
  • 兼 高齢者骨折センター
    副センター長
  • 股関節外科
  • 膝関節外科
  • 人工関節外科
  • コンピュータ支援手術
  • 医学博士
  • 高度医療安全推進者
  • Infection Control Doctor
  • 日本静脈経腸栄養学会
    TNT研修会修了
  • Ai研修会修了
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定
    リウマチ医
  • 日本医師会認定産業医

専門的な知識、経験を有する医師、看護師、理学療法士がチームワークをもって治療にあたります。

連携医療機関の先生方へ

当科では、平成21年7月1日から専門とする手術をできるだけ多くの方に満足して受けていただくことを目指して完全予約制とさせていただいております。患者さんをご紹介いただきます際には、当院の地域医療連携部にて「予約」を取得してくださいますようお願いいたします。ただし、外傷や急な症状増悪など、急を要する場合は、連絡いただければ迅速に適切な対応をいたします。