脳神経内科

脳神経内科

特色

当院は日本神経学会専門医の教育施設に認定されており、6名の脳神経内科専門医、2名の医員・後期研修医で診療にあたっています。また、日本老年医学会、日本老年精神医学会、及び日本認知症学会専門医の認定施設でもあり、高齢者に多い神経疾患に対して高齢者の特徴とQuality of lifeを十分考慮した治療方針をとっています。
また、各種の脳血管疾患に対する脳血管内治療(カテーテル治療)も行っております。詳細はこちら

初診の方は、他院からの「紹介状」をお持ちいただき、他院の先生を通じて当院の地域医療連携室にて「予約」をお取りください。
(脳神経内科は診察の御依頼があれば、その日に診療させて頂くことを原則としていますので、紹介状のない方でも診察を受けていただくことは可能ですが、診察室の空き具合で診察開始時間に遅れを生じる場合がございます。予めご了承ください。) 

対象疾患と診療内容

  • 脳梗塞

    主な症状
    身体の麻痺や感覚障害、運動障害などの症状が発生します。脳梗塞の症状は、狭窄や塞栓を起こした血管の位置などにより変わってくる為、個人差があります。
    検査
    急性期にはMRIを含む最先端の神経画像検査を速やかに行います。
    治療法
    超急性期には血栓溶解薬(tPA)、血管内治療(カテーテル治療)を行います。
    慢性期には、脳梗塞の主要な危険因子である高血圧・糖尿病・高脂血症のチェックなど全身の精査を行い、再発予防対策を立てます。

    脳卒中に対する脳血管内治療(カテーテル治療)について

    詳細はこちら

    脳神経系疾患への血管内治療については、近年の技術革新により一診療分野として確立されるとともに、高度の専門性を要求される分野ともなっております。当院でも脳血管内治療の体制強化に積極的に取り組んでおります。

    脳梗塞
    脳梗塞
    頸動脈ステント留置術
    内頚動脈の高度狭窄(左)を、ステントとバルーンカテーテル(中)で、拡張した(右)。
    頸動脈ステント留置術
    頸動脈ステント留置術
    頸動脈ステント留置術
    急性脳主幹動脈閉塞に対する再開通療法
    急性内頚動脈閉塞(左)に対し、ペナンブラシステムによる再開通治療を施行(中)し、再開通させた(右)。
    頸動脈ステント留置術
    頸動脈ステント留置術
    頸動脈ステント留置術
  • パーキンソン病

    主な症状
    手足の震え、筋肉の緊張亢進、動作緩慢などが特徴的で、神経難病のうちで最も多い病気です。
    検査
    CTスキャン、MRI検査、核医学検査などの画像診断により症状の程度や範囲、進み方などで判断します。
    治療法
    脳内で不足するドパミンの働きを補う薬物治療を通院で行うのが基本ですが、短期入院での薬物調整やリハビリテーション科と連携しての運動療法も行っています。その他、合併しやすい起立性低血圧や骨粗鬆症などにも積極的な治療を行っています。
  • 認知症

    主な症状
    単純な「ものわすれ」から実際に生活に支障をきたす「認知症」の症状まで程度は様々です。中には適切な処置や手術により改善する可能性がある場合もあります(ビタミン欠乏、甲状腺機能異常、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など)。
    検査
    詳細な神経学的診察・神経心理検査を行い、MRI・SPECTなど画像検査を実施し、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症など、どのタイプに属するかを診断します。脳血流シンチについて←(詳細はこちら)
    治療法
    アルツハイマー病に対して、現在は四種類の薬があり、症状の進行を一定期間抑制できる可能性がありますので、診断後は地域のかかりつけ医と連携して処方の提案をいたします。
  • 多発性硬化症

    主な症状
    脳・脊髄の神経線維をカバーする髄鞘が反復性に障害され、様々な箇所に病巣が出現し、しかも多くの場合再発する病気です。視力障害、運動麻痺、感覚障害、排尿・排便障害、背部の電撃痛などが主な症状です。
    検査
    MRIにより脳・脊髄を広範囲に精査し、誘発電位検査で神経障害の診断を行います。
    治療法
    急性期にはステロイド大量療法を行います。再発予防対策としてインターフェロン療法にも取り組んでいます。
  • 脳炎・髄膜炎

    主な症状
    脳、髄膜に炎症が起こることで頭痛や発熱、また意識障害や痙攣、髄膜刺激症状が出現します。
    検査・治療法
    頭蓋内の感染・炎症に対しては、早期に画像診断・脳脊髄液検査を行い迅速に診断し、エビデンスに基づいた感染症ガイドラインに沿って標準的な治療を行っています。
  • 免疫性末梢神経障害

    主な症状
    感染症の後に、末梢の主に運動神経が障害され麻痺をきたすギラン・バレー症候群や末梢神経をカバーする髄鞘が慢性・反復性に障害され麻痺や感覚障害をきたす慢性炎症性脱髄性ポリニューロパチーを指します。
    治療法
    免疫性神経疾患に対しては、ガンマグロブリン大量療法などの免疫治療を行っています。重症例では、腎センターと連携して血漿交換療法を実施することもあります。
  • てんかん

    主な症状
    てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮することによって、失神や痙攣を起こす病気です。失神は、てんかん以外の原因でも起こる場合があります(心臓疾患、脳血管障害など)。
    検査
    脳波、MRI、脳血流SPECTなどで、てんかんのタイプを診断します。また、てんかん以外の失神の原因(心臓疾患、脳血管障害、迷走神経性失神など)の精査も行なっています。
    治療法
    てんかんに対しては、発作のタイプに応じて、最も有効な薬物療法を行います。また、生活指導を含めたトータルなケアを行っています。

スタッフ体制

医師名役職専門資格
宇高 不可思うだか ふかし
  • 特別顧問
  • 兼 臨床検査部長
  • 兼 検体検査精度管理室長
  • 脳神経内科一般
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医/指導医
  • 日本神経学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 日本老年医学会専門医/指導医
  • 日本老年精神医学会専門医
    /指導医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 大阪市身体障害者指定医
西中 和人にしなか かずと
  • 院長補佐
  • 兼 脳神経内科
    診療主任部長
  • 兼 薬剤部門長
  • 兼 救急科
  • 脳神経内科一般
  • 日本内科学会認定内科医/指導医
  • 日本神経学会専門医/指導医
  • 大阪市身体障害者指定医
當間 圭一郎とうま けいいちろう
  • 脳神経内科診療部長
  • 兼 リハビリテーション科
  • 脳神経内科一般
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医/指導医
  • 日本神経学会専門医/指導医
  • 日本医師会・認定産業医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 大阪市身体障害者指定医
柴田 益成しばた ますなり
  • 脳神経内科診療部長
  • 兼 脳卒中・
    脳血管内治療室室長
  • 脳神経内科一般
  • 日本神経学会専門医/指導医
  • 日本脳神経血管内治療学会専門医
田村 暁子たむら あきこ
  • 脳神経内科医長
  • 脳神経内科一般
  • 電気生理診断学
  • 医学博士
  • 日本内科学会総合内科専門医
    /指導医
  • 日本神経学会専門医/指導医
  • 日本臨床神経生理学会
    専門医/指導医
  • 大阪市身体障害者指定医
関谷 智子せきや ともこ
  • 脳神経内科副医長
  • 脳神経内科一般
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医
    /指導医
  • 日本神経学会専門医
  • 大阪市身体障害者指定医
  • 日本医師会・認定産業医
河田 怜子かわた さとこ
  • 脳神経内科副医長
  • 脳神経内科一般
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本神経学会専門医
  • 日本脳卒中学会専門医
中村 敬なかむら たかし
  • 脳神経内科副医長
  • 兼 脳卒中・
    脳血管内治療室
  • 脳神経内科一般
  • 日本内科学会 認定内科医/指導医
  • 日本神経学会 専門医
  • 日本脳卒中学会 専門医
  • 日本臨床神経生理学会 専門医
    (筋電図・神経伝導分野)
  • 日本認知症学会 専門医/指導医
  • 厚生労働省 医師臨床研修指導医
  • 大阪市身体障害者指定医
塩谷 早紀子しおたに さきこ
        神末 怜かみすえ れい
              坂口 裕香さかぐち ひろか
                    久堀 保くぼり たもつ
                    • 非常勤医師
                    • 脳神経内科一般
                    • 日本神経学会専門医

                    連携医療機関の先生方へ

                    上記の他にも、頭痛・めまい・しびれ・物忘れなど神経系の疾患が疑われる場合には、まずはご相談ください。
                    電気生理学的検査、画像診断など、当院で脳神経内科の主だった検査はほとんどすべて可能です。
                    なお、救急でない場合は、脳神経内科の診療は予約制です。初診の方は、他院からの「紹介状」が必要です。
                    併せて地域医療連携室にて「予約」をお取りください。初診担当の医師は日替わりで対応しており、かかりつけの方と分けて診ることにより、お待たせせずに時間を十分に取って診療させていただき、しっかり説明をいたしております。