メンタルヘルス科
特色
当科では、診療所との役割分担を踏まえ、かかりつけ医や地域包括支援センターとの連携を重視しながら、認知症および初老期・老年期精神障害の専門外来診療を行っています。
また、産業医との連携を通じて、働く世代のメンタル疾患の早期診断、治療介入、就労支援、相談業務にも対応しています。
診療は完全予約制です。
対象疾患と診療内容
当科では、物忘れや認知症に関する診療を中心に行っています。臨床所見、画像検査、神経心理学的検査などをもとに鑑別診断を行い、原因疾患を評価します。治療方針の決定後は、薬物療法や非薬物療法(ケア)について、かかりつけ医や介護・福祉関係者へ情報提供や助言を行います。
2024年度からは、アルツハイマー病による軽度認知障害または軽度認知症に対して、抗Aβ抗体薬であるレカネマブ・ドナネマブによる外来治療にも、脳神経内科と協働して取り組んでいます。
また、働く世代を取り巻く環境が大きく変化するなか、メンタル疾患の早期診断、治療介入、就労支援、相談業務にも対応しています。
当科では入院治療は行っていませんが、救急搬送により他科へ入院された患者様の精神症状に対して、迅速に専門的診療を行っています。また、他科入院中の患者様にみられる不眠、抑うつ、せん妄への対応や、糖尿病教育入院における支援についても、認知症ケア、せん妄対策、緩和ケア、糖尿病教育入院などの各種チームの一員としてサポートしています。
治療実績 診療実績
患者数(2025年度)
- 外来患者延数
- 2,910人
- 外来患者月平均
- 243人
- 入院患者延数
- 0人
- 入院患者月平均
- 0人
認定施設
- 日本精神神経学会専門医研修施設
- 日本認知症学会専門医教育施設
- 日本総合病院精神医学会専門医研修施設
スタッフ体制
| 医師名 | 役職 | 専門 | 資格 |
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併設する臨床心理科では、心理カウンセリングを実施しています。
こころの悩み全般に関してのご相談を、お受けしております。(プライバシーは厳守されます)
臨床心理士・公認心理師によるカウンセリングのため、医師からの薬の処方や診断書の発行はできません。
研究内容
抗Aβ抗体薬レカネマブ療法中アルツハイマー病患者群の縦断研究(Lecanemab One Osaka Project)
連携医療機関の先生方へ
当科ではこれまで、認知症やBPSDへの対応、介護者への疾病教育に取り組んでまいりました。BPSDを伴う若年性認知症や、非典型的な症状を呈する認知症に対しても、鑑別診断や治療(薬物療法・非薬物療法)を行っています。
また、地域包括支援センターからご相談いただくような、認知症が疑われる独居の方や、病識に乏しい患者様についても診療しております。
一方で、働く世代を取り巻く環境が大きな変革期を迎えるなか、メンタル疾患の早期診断、治療介入、就労支援、相談業務の必要性も高まっています。当科では、こうした働く世代のメンタルヘルスにも対応しています。
中高年の患者様で、うつ病と認知症の鑑別が難しい場合なども、お気軽にお問い合わせください。