高齢者骨折センター
特色
高齢者骨折センターについて
世界で最も高齢化率の高い日本では、高齢者の骨折が年々増加の一途をたどっています。その多くが骨粗鬆症を基盤とする脆弱性骨折であり、大腿骨近位、脊骨、手首に起こりやすく高齢者の日常生活動作能力を低下させ、健康寿命の障害につながります。
特に大腿骨近位部の骨折は、多くの場合早期に手術を行わなければ、歩行能力は著しく低下し、要介護状態になり、余命にも大きくかかわります。
しかしながら高齢者の場合、肺炎を起こしたり、慢性疾患(高血圧、心臓疾患、糖尿病、神経疾患)を有していることも多くあり、行うべき早期の安全な手術治療及び術後のリハビリテーションの障害になります。
当センターでは、これらに適切に対応するため、整形外科医だけではなく、内科医、麻酔科医、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどが協力して治療にあたります。この多職種連携診療を強化し、円滑にすることにより、いろいろな病気を有している高齢者の骨折に対しても、質の高い手術を、安全にかつ早期に行うことができ、早期リハビリテーションが可能となります。
スタッフ体制
医師名 | 役職 | 専門 | 資格 |
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