脳神経外科

特色

Ｈ26年1月より脳神経外科診療が開始されました。脳神経外科疾患全般を診療し、脳血管障害・脳腫瘍・頭部外傷・水頭症疾患の入院・手術加療に対応しております。
最近の脳神経外科診療の進歩にはめざましいものがあり、ＭＲＩやＣＴにより患者さまには大きな負担なく診断がつけられるようになりました。また治療面でも、開頭手術一辺倒の時代から、血管内治療や内視鏡治療といった低侵襲治療へと大きく変わってきています。最新の診断装置を駆使するとともに、脳神経内科をはじめとした院内各科との協力や他病院との連携により、患者さまに満足していただける最良の脳神経外科治療を受けていただいています。
日本脳神経外科学会は「脳・脊髄に生じる疾患の予防、急性期治療、慢性期治療を網羅的に対応できる診療科です」と、脳神経外科を規定しています。偶然発見された脳動脈瘤や脳腫瘍、頭痛、軽微な頭部外傷、てんかん、脳卒中、特に内頚動脈狭窄症など、脳神経外科関連疾患の急性期・慢性期治療、検査について診療しています。直接来院されても診療可能ですが、お近くの医師（かかりつけ医）より地域医療連携室に連絡していただければ、スムーズに診療が開始できます。

特殊な検査や手術などが必要な患者さまには、ご希望をうかがったうえで最も良いとみられる施設に紹介させていただいています。

また、各種の脳血管疾患に対する脳血管内治療（カテーテル治療）も行っております。詳細はこちら

対象疾患と診療内容

国内のガイドラインに基づくだけでなく、国際基準も考慮した、患者さま一人一人に最適な医療を受けていただけるよう日々研鑽・努力を積み重ねています。
現在常勤医は１名体制ですが、特発性正常圧水頭症(ハキム病)や脳腫瘍に対する予定手術に加え、緊急での処置や手術が必要な疾患に対しても幅広く対応しております。金曜日には、脳血管障害の専門医師による外来も開始しました。
関係各科に協力していただき、住友病院の特徴である安心できる医療を快適に受けていただけるよう心がけています。患者様のご希望をうかがい、最適の病院や医師を紹介させていただきます。
診療内容にご疑問、ご希望があれば何なりと担当医・看護師までお伝えください。

スタッフ体制

連携医療機関の先生方へ

豊富な経験と最新のエビデンスに基づき、手術対象の患者さまを含め、脳神経外科関連の病気に悩んでおられる方のご相談と診療・治療にあたっています。手術症例に限らず、脳ドックなど脳神経系の疾患について何なりとご相談ください。