糖尿病・代謝センター
住友病院の教育入院
当院の糖尿病・代謝センターは、1983年に開設された歴史ある専門施設で、糖尿病はもちろん、脂質異常症や肥満症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病に対して幅広く対応しています。
教育入院では経験豊富なスタッフが皆様をサポートし、薬物療法に加え、生活習慣の改善にも力を入れた包括的なアプローチを提供します。教育入院を通じてご自身の健康や生活習慣と向き合い、病態の改善と再発予防につながる生活基盤の確立を目指しましょう。
( 当院の教育入院は保険診療の適応対象です)
特徴的な取り組み
- メタボリックシンドロームの評価
当院の松澤名誉院長が確立・世界発表した「メタボリックシンドローム」の概念に基づき、ベルト型測定器による内臓脂肪測定を実施。講義でもその概念と予防について詳しく説明します。 - 充実したプログラム
日々の講義に加え、個別での面談・指導も行い患者さまをサポートします。
糖尿病の合併症評価や、悪化の原因となる悪性腫瘍についても徹底的に検査します。
また、集団入院では患者さま同士の交流が得られる点も大きなメリットです。 - 高齢者への対応
心身の衰えや筋肉量の評価(フレイル・サルコペニア評価)をおこない、専門スタッフが個人にあった運動の方法を一緒に考えます。 - 心理面のサポート
臨床心理士(公認心理師)監修のグループワークで患者さま同士の話し合いをおこないます。
患者さま同士・スタッフとの交流を通して、自身の健康や生活習慣に向き合うきっかけづくりをおこないます。
内容
病気とお薬糖尿病や動脈硬化、合併症など、病気やお薬の基礎知識を医師と薬剤師が詳しく解説します。
入院中は日々の血糖推移を評価し、最適な薬剤の選択を行います。
患者さん個別に食事内容を栄養士が一緒に見直します。健康的な食事についても分かりやすくお伝えします。
運動機能や筋肉量は糖尿病・生活習慣病とも密接に関連しています。
心身の衰えや筋肉量の低下を客観的に評価し、理学療法士による運動指導を実施します。
合併症から悪性腫瘍まで全身を精査し、結果の見方と改善点を解説します。
入院中に、ベルト型測定器による内臓脂肪測定を実施します。
看護師との個別面談では、これまでの生活を振り返り、問題点や対策について考えます。
臨床心理士が担当するグループワークでは食事・運動の習慣について他の参加者と一緒に話し合います。
入院期間
基本的に1コース10日間の集団入院プログラムです。
①月曜日入院⇒翌週水曜日退院
②木曜日入院⇒翌週土曜日退院
【スケジュール例】
スタッフ
医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・臨床心理士(公認心理師)・理学療法士が皆様に楽しく学んでいただけるよう、チーム一丸でサポートします。
お問い合わせ先
内科外来まで
TEL:06-6443-1261(代表)









