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外科(消化器外科一般外科乳腺外科


スタッフ体制


妙中直之診療主任部長西村重彦診療部長 榎本準部長
阿古英次医師山片重人医師中澤一憲医師日月亜紀子医師
野田諭医師河本真大医師、森崎珠実医師、渡邊真央医師の計11名


概要


胃がん、大腸がんをはじめとする消化管疾患。胆石症、すい臓がん、肝臓がんなどの胆道系疾患。乳がん、甲状腺がんなどの乳腺内分泌疾患。痔などの肛門疾患。ソケイヘルニア。
上記疾患に対し、ガイドラインに沿った標準的で最新の治療(低侵襲手術から抗がん剤や放射線治療を加えた集学的治療まで)をインフォームドコンセントののち行っています。年間手術症例数は約800件でその治療成績とともに近畿地方有数の施設として知られており、特に合併症が少ないことは全国にも誇れると自負しています。

消化器外科、一般外科

1.上部消化管
(1)胃がん
ピロリ菌との因果関係が話題の疾患。日本では以前より多く、今でも罹患率は第1位、死因としては肺がんに次いで第2位(消化器癌では第1位)。当科でも年間約80人の患者様が外科手術を受けておられます。

当科では癌の進行度に応じて、内視鏡的治療、手術治療、化学療法や免疫治療などから最も効果的な治療法を選択し、症例に応じてそれらを組み合わせて行っています。

内視鏡的粘膜剥離術
検査組織型や肉眼形態により行うことがあります。当院では消化器内科にて行っています。
腹腔鏡下胃切除術
最近話題の治療法。手術創が小さく低侵襲とされ患者さまの負担を軽減し術後のQOL向上を目的としています。治療ガイドラインでは術前診断で早期がんかつリンパ節転移のなさそうな場合にインフォームドコンセントの後行ってもよいとされ、当院でも多くの症例を経験しています。
開腹下胃切除術
従来の治療法で、ガイドラインに沿って標準的な手術を安全かつ正確に行っています。

2.下部消化管
(1)大腸がん(結腸がん)
食事の欧米化により?著しく増加の傾向にある疾患です。がんの進行度に応じて最良の治療法を選択しています。

大腸ファイバーによる粘膜切除術
一般的に粘膜内癌の場合に広く行なわれ、当院では外科(消化器外科)と消化器内科の共同で年間約150病変を切除しています。
腹腔鏡下大腸切除術
切開創が小さく患者さんの負担が少ない手術法です。治療ガイドラインでも腸管外への浸潤がなさそうな場合に行って良いとされ、多数の症例を経験しています。
開腹下結腸切除術
従来の治療法。ガイドラインに沿って標準的な手術を安全かつ正確に行っています。

(2)直腸癌
おおむね結腸癌と同じですが、直腸は解剖学的に複雑な位置にあり、周囲の神経の走行も複雑です。そのため手術の際には人工肛門をできるだけ造らないように工夫をしまた、排尿障害や性機能障害などに対する工夫もしています。

3.肝胆膵
(1)胆石症
最も一般的な疾患の一つで、最近ではほとんどがコレステロール系の結石です。

腹腔鏡下胆嚢摘出術
最新の治療法とはいえ全国的に広く行なわれるようになっており、当科ではすでに1900例を経験し全国的にも有数の手術数を誇っています。基本的には入院から退院まで5日間です。

(2)肝臓がん、すい臓がん
切除可能な場合は積極的に外科的切除を行っていますが、肝機能の問題や、発見された時に既に進行している場合も多く、その場合は消化器内科や放射線科などと協力してラジオ波やTAE、放射線治療や抗がん剤などで、集学的治療を行っています。

4.鼠径ヘルニア
患者様により局所麻酔または腰椎麻酔で手術します。入院は約3日間です。

5.肛門疾患
(1)内痔核
一言で言うと肛門部の血管が腫れる事が原因です。非常に多くの人が罹患していると思われます。坐薬などで軽快することも多いのですが、手術が必要な場合もあります。

硬化療法
注射で内痔核を縮めて治す方法です。従来の手術法に比べ痛みはほとんどなく局所麻酔で行え1泊2日で治療します。治療には特別な資格が必要で、当院でも非常に評判のいい治療法でもあります。


乳腺外科

1.乳腺内分泌疾患
(1)乳がん
近年極めて増加の傾向にある疾患で、今や日本人女性でも最も多いがんとなっています。計算上は日本人女性の約18人に1人がその生涯のうちに患うことになります。当科でも年間約110人の方の治療を行っています。診断法の進歩も著しくマンモグラフィー検査や超音波検査、MRI検査などを駆使して、超音波検査部、放射線科とのチームで診断しています。また、乳がんはいろいろな臓器の癌のなかでも治療によく反応する癌の一つであり、治療方法の発達が著しい分野です。

乳房温存手術とセンチネルリンパ節生検
治療ガイドラインに沿って積極的に行っています。患者様の負担の少ない手術といえます。術後放射線治療を併用することが多く、この点でも放射線科との連携が大切となってきます。
化学療法
著しく発達してきた分野です。当院では乳腺専門医もおり最新の抗がん剤やホルモン剤を駆使して手術などの補助をしています。
同時乳房再建手術
乳房を切除したと同時に形成外科と協力して背中の筋肉などを使って再建する手術です。当院でのチーム医療を象徴する最先端の手術でもあり美容上の問題を解決しようというものです。
PDF乳房再建←(詳細はこちら)

<大阪市乳がん検診>


治療対象患者数および成績


外科(消化器外科・乳腺外科・一般外科)全麻手術数は年間約 550例
胃癌では年間約 60例に根治的外科手術を行っている (その他3割が腹腔鏡補助下に行っている。) 。その他、早期胃癌に対しては、内視鏡的粘膜切除(EMR、ESD)も行っている。治療成績は全国平均と同等。
大腸癌根治的外科手術は年間約 90例。しかも早期大腸癌に対しては、腹腔鏡補助下手術を積極的に施行している。最近では進行癌にも腹腔鏡補助下手術の適応をひろげつつある。その他、大腸ファイバーによる粘膜切除術も多数に行っている。治療成績は全国平均と同等。
肝癌の根治的外科手術は約 15例。その他、症例に応じ肝動脈塞栓療法、経皮的エタノール注入療法、経皮的マイクロ波凝固療法、腹腔鏡下マイクロ波凝固療法も多数行っている。
胆石症は腹腔鏡下胆嚢摘出術を第一選択としており年間約 140例で全国有数の手術数である。総胆管結石は年間約 15例で、内視鏡的経乳頭部結石除去後に腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っている。症例によっては腹腔鏡下総胆管切開結石術をおこなっている。
鼠径ヘルニアは年間約 85例。tension free repair法を積極的に行い、局所麻酔で行うこともある。
肛門疾患は年間約 40例。特に内痔核では1泊2日で局麻下の硬化療法を積極的に導入。痛みも少ない。
乳癌根治的外科手術は年間約 100例。乳房温存手術、センチネルリンパ節生検を積極的に行っている。美容上有利な同時再建術も行っている。治療成績は全国平均と同等。


関連治療施設


消化管電子内視鏡、超音波内視鏡、CT、MRI、超音波装置、マイクロ波装置、腹腔鏡下手術装置、harmonic scalpel


診療実績


患者数 (H20年度)
外来患者延数
21,203人
外来患者月平均
1,767人
入院患者延数
14,194人
入院患者月平均
1,183人
  外来紹介率:50.8%


認定情報


日本外科学会認定医修練施設
日本消化器外科学会認定専門医修練施設
日本消化器病学会認定施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設
日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設
日本乳癌学会研修施設


診療担当・日時



  診療担当・日時一覧


院内配置図



院内配置図

 
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