この治療では臓器の機能をできるだけ温存した方法を行っています。
(1)前立腺癌
年々、日本でも増加傾向であり、男性の癌の約10%を占めるといわれています。
早期発見を心掛けていますが、当院では根治手術にも尽力しています。
まず、前立腺癌を発見する為には、「前立腺針生検」という検査を行います。脊椎麻酔で行いますので、痛みもなく受けていただけます。
手術による治療については、昨年は前立腺全摘術を93件行い、入院期間は2週間あまりという実績を備えています。
最近では従来の開放手術と腹腔鏡手術の良いところを合わせた”腹腔鏡下小切開手術”を行っています。傷も小さく術後の疼痛も軽くなっています。
(2)膀胱癌
浸潤癌でも可能であれば膀胱温存を目指した治療を行っています。そのため経尿道的切除術が106件に対し、膀胱全摘術は3件と他の病院より全摘の比率はかなり少なくなっています。尿路変更は回腸代用膀胱、回腸導管、尿管皮膚瘻を行っています。
一般的には膀胱全摘を勧められる癌でも、放射線と抗がん剤の組み合わせにより、膀胱を残すことができるケースはかなりあります。
(3)腎癌
腎癌に関しても、臓器の温存を目指しており、昨年の腎癌の手術件数の約半数を腫瘍だけを摘出し腎機能を温存する核出術を行っています。輸血はほとんど必要なく、入院期間は2週間前後です。
(1)前立腺肥大症
手術法に関しては、すべての前立腺肥大症に内視鏡による経尿道的前立腺切除術を行っており、開腹手術はありません。また輸血が必要になることはありません。
(2)尿管結石
(3)腎移植
当院の腎センターならびに大阪大学泌尿器科の移植チームと協力して腎移植に取り組んでいます。
(4)尿失禁
根治手術のほか骨盤底筋の電気刺激による失禁治療装置も備えています。