体に金属が入っていますと、MRI検査に影響があります。影響の種類が3つあります。
(1)体内の金属が磁力で引き寄せられる。
(2)熱を発生して低温火傷を起こす。
(3)画像に影響する。
このような影響がでる可能性は、金属の素材や形状、大きさなどによって異なります。
一般合金を用いた人工関節や手術クリップ(脳動脈瘤の治療など)、心臓にペ-スメ-カ-を入れている人は、MRI検査を受けるべきではありません。刺青の色素にも金属が含まれており火傷を起こすことがあります。狭心症、心筋梗塞の治療で冠動脈にステント(筒状の金属)を入れることがありますが、6ヶ月以上経過している場合は位置がずれることはないようです。保険治療で行う歯のかぶせ物、保険外でもゴ-ルド(金)、セラミックのかぶせ物はあまり影響しません。インプラントは磁力で装着するタイプのものは問題があります。チタンやセラミックなどの非磁性体の素材でできている手術材料が増え、大きな問題なくMRI検査を受けられることが多くなっています。手術を受けられた病院に相談されてはいかがでしょう。なお、コンタクトレンズははずして検査を受けていただきます。 |