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人間ドックについてのQ&A

人間ドックについてのQ&A


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人間ドックを受けていただくために、皆様からお寄せいただいた質問や良く分からないこと、心配なことについてお答えします。

診療について
MRI希望なのですが、体に金属が入っています。検査できるでしょうか?
脳のMRI検査でどのような事がわかるのでしょうか?
脳のCTはないのですか?MRIとの違いを教えてください。
甲状腺機能とはどのような検査ですか?
甲状腺機能検査について、宿泊ドックは、FT4とTSHの2種類ですが、オプションメニューの甲状腺機能検査はFT3もあります。どんな違いがありますか?
また、宿泊ドックでFT3を追加できますか?
検査当日の朝、血圧のお薬を飲んできてもいいでしょうか?
前立腺肥大の検査とPSAはどうして50歳以上の男性に限られているのですか?
内臓脂肪面積測定はどのような検査ですか?
アディポネクチン検査はどのような検査ですか?
骨塩定量検査はどのような検査ですか?
マンモグラフィーはなぜ乳腺エコーの受診が必要なのですか?
喀痰と肺CTは同じ肺癌の検査なのに、どのような違いがあるのですか?
注腸検査はないのでしょうか?
胃カメラと胃透視どちらがより良くわかるのでしょうか?
ピロリ菌の検査を受けたいのですが、カメラを飲まずに出来る方法は有りますか?
膵臓の検査はどのようにするのですか?
バリウムを飲んだ後、便が出ないのですがどうしたらいいでしょうか?
生理になった場合、キャンセルした方がいいのですか?
喀痰検査は3日分の痰を採らないといけないのでしょうか?
便の保存期間はどれぐらいですか?

ドックの内容について
宿泊Aコ-スとBコ-スの違いを教えて下さい。
宿泊ドックは病院に入院するのですか?
検査時間はどれぐらいかかるのでしょうか?
窓口でのお支払いは現金のみでしょうか?
キャンセル料はいりますか?
キャンセルは何日前までに言えばいいですか?


    MRI希望なのですが、体に金属が入っています。検査できるでしょうか?
       
   

体に金属が入っていますと、MRI検査に影響があります。影響の種類が3つあります。

(1)体内の金属が磁力で引き寄せられる。
(2)熱を発生して低温火傷を起こす。
(3)画像に影響する。
このような影響がでる可能性は、金属の素材や形状、大きさなどによって異なります。

一般合金を用いた人工関節や手術クリップ(脳動脈瘤の治療など)、心臓にペ-スメ-カ-を入れている人は、MRI検査を受けるべきではありません。刺青の色素にも金属が含まれており火傷を起こすことがあります。狭心症、心筋梗塞の治療で冠動脈にステント(筒状の金属)を入れることがありますが、6ヶ月以上経過している場合は位置がずれることはないようです。保険治療で行う歯のかぶせ物、保険外でもゴ-ルド(金)、セラミックのかぶせ物はあまり影響しません。インプラントは磁力で装着するタイプのものは問題があります。チタンやセラミックなどの非磁性体の素材でできている手術材料が増え、大きな問題なくMRI検査を受けられることが多くなっています。手術を受けられた病院に相談されてはいかがでしょう。なお、コンタクトレンズははずして検査を受けていただきます。



    脳のMRI検査でどのような事がわかるのでしょうか?
       
    腫瘍、変性疾患、亜急性期・慢性期の脳血管障害(脳卒中)が脳MRI検査で検査されます。脳動脈瘤については、MRA検査(同じ原理を用いた血管撮影)がよいのですが、大きな動脈瘤はMRI検査でも検出されます。またCT検査では描出されない微小梗塞もMRI検査ではよく描出されます。当センタ-ではMRA検査は行っていません。特に脳動脈瘤を心配される方は、他施設の脳ドックを受診されることをお勧めします。
また、近年注目されている認知症については、MRIやMRA検査だけではスクリーニング(疑いのある方の早期診断)は困難です。専門的な問診や診察、脳の認知機能の検査、さらには脳の血流や代謝を評価する特殊な画像診断なども必要です。認知症が気がかりな方は、物忘れドックなどで検診を受けられるか、物忘れ外来などの専門外来を受診されるようお勧めします。


    脳のCTはないのですか?MRIとの違いを教えてください
       
    当センタ-では、脳CT検査は行っていません。CT検査もMRI検査も人体の断層像を撮影する検査です。断層像を得るのに、CT検査はX線を使いますが、MRI検査は大きな磁石と電波(FMラジオとほぼ同じ)を使います。MRI検査では、被曝の問題がありません。CT検査では出血性病変がよくわかります。そのため、外傷、脳出血、クモ膜下出血など緊急性のある疾患では、頭部CT検査を最初に行います。これに対して、腫瘍、変性疾患、亜急性期・慢性期の脳血管障害(脳卒中)ではMRI検査が優先されます。MRI検査で描出される微小梗塞もCT検査では検出されません。MRI検査は骨の影響を受けませんので、頭蓋内など骨に囲まれた部位の検査はCTより優れています。健診においては、頭部CT検査よりMRI検査の方が有用です。


    甲状腺機能とはどのような検査ですか?
       
    甲状腺ホルモンは代謝や自律神経をコントロ-ルしているホルモンです。甲状腺ホルモンが多くなると「脈が速くなる、夏の暑さが耐え難くなる、体重減少、下痢~軟便、神経質になる」などの症状が出ます。バセド-病が代表的な病気です。甲状腺ホルモンが少なくなると、「脈が遅くなる、冬の寒さが耐え難くなる、体重増加、むくみ、便秘、精神的な落ち込み」などの症状が出ます。代表的な病気は橋本病です。女性に多く、一般女性の30人に1人が橋本病と言われます。

甲状腺ホルモンにはFT3(遊離トリヨードサイロニン)とFT4(遊離サイロキシン)があり、甲状腺ホルモンの検査としてはこの2種類、またはFT4の1種類と甲状腺刺激ホルモン(TSH)を組み合わせて測定します。
甲状腺機能が亢進するバセド-病ではFT3とFT4が増加し、TSHが低下します。甲状腺機能が低下する橋本病ではFT3とFT4が低下し、TSHが増加します。


    甲状腺機能検査について、宿泊ドックは、FT4とTSHの2種類ですが、オプションメニューの甲状腺機能検査はFT3もあります。どんな違いがありますか?また、宿泊ドックでFT3を追加できますか?
       
    甲状腺機能検査で、病気の有無のスクリーニングには最低限FT4とTSHを測定すればよいと一般的には考えられています。これで異常が疑われた場合はFT3も含めて再検査、精密検査、経過観察などを受けていただくことになると考えます。宿泊ドックでは甲状腺機能検査をこの最低限の2項目に絞り、基本メニューとさせていただきました。従いまして、宿泊ドックではFT3をオプションとして追加していただくことは、緊急性なども無いと考え、ご遠慮していただくようにお願いしております。なお、日帰りドック御利用の方につきましては、オプションとしての甲状腺機能検査は、当面は今まで通りFT3を含めた3項目とさせていただいております。


    検査当日の朝、血圧のお薬を飲んできてもいいでしょうか?
       
    受診当日の朝のお薬については、普段の状態をよく知っておられる主治医と相談されるのが一番です。昼頃までお薬を飲むのが遅れても大丈夫なお薬は控えて頂いて結構ですが、少しの時間でも中断するとよくない場合は、朝早くに服薬を勧められると思います。血圧の薬を中断して受診され、検査中に血圧高値・胸痛を訴えられた方もおられますので、健康管理センタ-としては早朝に少量の水で服用することをお勧めしています。


    前立腺肥大の検査とPSAはどうして50歳以上の男性に限られているのですか?
       
    前立腺肥大は加齢とともに起こってくる病気で、若い男性に検査する必要はありません。学会(日本Endourology・ESWL学会)が作成した前立腺肥大ガイドラインでも「前立腺肥大症が疑われる50歳以上の男性」に前立腺肥大の初期評価を勧めるとしています。前立腺癌の頻度も50歳以降に加齢と共に増加します。いわゆる「癌年齢」よりさらに高齢で発生することが多い癌ですので、PSAの測定も50歳以上で行っています。


    内臓脂肪面積測定はどのような検査ですか?
       
    内臓脂肪面積はCTを用いて測定します。臍の高さでCT(輪切りのレントゲン写真)をとり、腹膜より内側にある脂肪組織の面積を測定します。同じ脂肪組織であっても、内臓脂肪は皮下脂肪と異なり、いわゆる生活習慣病と密接に関連しています。


    アディポネクチン検査はどのような検査ですか?
       
    アディポネクチンは、内臓脂肪が過剰な状態などで分泌が低下し、この状態が続く場合には動脈硬化が進行しやすいと考えられています。アディポネクチンをモニターし、生活習慣を見直すことで動脈硬化の予防に役立てていただきたいと考え、他のドックに先駆けてこの最先端の検査を基本メニューに追加することにいたしました。


    骨塩定量検査はどのような検査ですか?
       
    足のかかとを使い超音波で骨密度を測定する検査で、骨粗鬆症や骨折のリスクをスクリーニングする一つの方法です。骨粗鬆症は、加齢とともに急激に骨が弱くなり、脊椎、大腿骨の骨折を引き起こす疾患です。


    マンモグラフィーはなぜ乳腺エコーの受診が必要なのですか?
       
    当院のドックでは女性の方全員を対象に乳房の視触診検査を受診いただいていますが、視触診だけでは診断が難しい場合があります。したがって、乳腺エコーやマンモグラフィーをあわせて受診していただくことでより正確な判定が可能になります。また、マンモグラフィーだけでは判定が難しい例もあることから、当院ではマンモグラフィーを受診される方は乳腺エコーもあわせて受診いただくことにいたしました。 住友病院は乳腺専門医のいる専門病院です。外科・放射線科・形成外科・病理医チームによりサポート体制も万全で、安心して受診していただける体制を整えています。


    喀痰と肺CTは同じ肺癌の検査なのに、どのような違いがあるのですか ?
       
    肺の中心に近い癌細胞は喀痰に出やすいのですが、肺の末梢にある癌細胞は喀痰にはあまり出ません。肺のCT検査は肺の末梢にある癌の検出力に優れていますが、肺の中心部は見えにくいのです。2つの検査は肺癌の部位によって得手・不得手があります。肺癌を特に心配される方には、2つの検査をあわせて受けられることをお勧めします。


    注腸検査はないのでしょうか?
       
    オプション検査にございます。
肛門からバリウムと空気を注入し、大腸を適度に膨らませで腸全体の形や粘膜状態をX線撮影する検査です。注腸検査は、大腸の病気(ポリ-プ・潰瘍・癌など)を調べます。大腸癌も早期に見つかりますと手術をしなくでも内視鏡で摘出できますので、注腸検査は大切な検査です。大腸に便がたまっているときれいな写真が撮れません。食べ物かすの少ない特別の食事をとり下剤を使って腸の中を空っぽにする必要があります。薬で下痢状態になりますので、少しつらいところがあります。また肛門からバリウムを注入する時にも多少の違和感があります。


    胃カメラと胃透視どちらがより良くわかるのでしょうか?
       
    浅い病変(隆起や陥凹など)や小さな病変はカメラの方が良く分かりますが、病変の全体像はバリウムの方が良く分かります。
症状や既往歴が特になければバリウムでも良いです。


    ピロリ菌の検査を受けたいのですが、カメラを飲まずに出来る方法は有りますか?
       
    血液検査、呼気検査等有りますが、ドックでは行なっておりません。


    膵臓の検査はどのようにするのですか?
       
    腹部エコ-、腫瘍マ-カ-(CA19-9)、アミラ-ゼ測定(血液検査)で行います。


    バリウムを飲んだ後、便が出ないのですがどうしたらいいでしょうか?
       
    水分を多めにとって様子を見て下さい。


    生理になった場合、キャンセルした方がいいのですか?
       
    キャンセルの必要はありません。


    喀痰検査は3日分の痰を採らないといけないのでしょうか?
       
    可能な限りで結構です。


    便の保存期間はどれぐらいですか?
       
    採便容器に保存し、なるべく涼しい場所に保管して頂いて、だいたい1週間ぐらいです 。


    宿泊Aコ-スとBコ-スの違いを教えて下さい?
       
    宿泊Aコ-スは当院オリジナルコ-スで、Bコ-スは健保連指定のコ-スとなっております。検査内容はBコ-スの方がかなり少なくなっており、診察面においても耳鼻科、眼科、泌尿器科【50歳以上の男性の腫瘍マ-カ-検査(PSA)】などは含まれておりません。


    宿泊ドックは病院に入院するのですか?
       
    当院15階に入院します。15階は特別フロア-で全室個室となっております。(バス、トイレ付き)


    検査時間はどれぐらいかかるのでしょうか?
       
    日帰りドックはお昼までには終了しますが、希望により午後1時より栄養士による食事指導2時より当日の結果に基づいた医師との面談がございます。この場合終了時間が変わってきますので御了承下さい。


    窓口でのお支払いは現金のみでしょうか?
       
    クレジットカ-ド(VISA又はMASTER)とデビットカ-ドが御利用いただけます。


    キャンセル料はいりますか?
       
    特に頂いておりません。


    キャンセルは何日前までに言えばいいですか?
       
    1週間前までにはお願い致します。



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