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整形外科

整形外科 受診希望の皆様へ

平成21年7月1日から整形外科の診察は、完全予約制となりました。

また、初診の方は、他院からの「紹介状」が必要です。 併せて、他院の先生を通じて当院の地域医療連携室にて「予約」をお取り下さい。

整形外科では、現在我々の専門とする股関節・膝関節外科、人工関節、リウマチ、脊椎外科の手術を出来るだけ多くの方に満足して受けていただけるよう、外来診療を制限しております。
そのため外来診療は7月1日より原則的に完全予約制とさせていただいております。

当科を受診いただく初診の方は、近隣の開業医等を受診の上、当科宛の「紹介状」をお願いしていただき、併せて、開業医等の先生を通じて当院地域医療連携室にて「予約」を取得して下さるよう、お願いいたします。

また、再診の方についても完全予約制としております。
過去に受診歴のある患者様も一旦治療が終了して、次回の予約がない場合は初診となり、他院からの紹介状が必要となります。

以上により、非常にスムーズ且つ患者様のご納得のいく外来診療が可能となりますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。

整形外科の外来診察に関しては、お電話にてお問合せ下さい。
【06-6443-1261(代表)】
お問合せ内容により、担当部署をご案内いたします。
住友病院 整形外科

スタッフ体制


大澤傑診療主任部長(関節外科リウマチ外科)、渋谷高明診療部長(股関節、膝関節、人工関節)、
小泉寿章診療副部長(脊椎外科)、川上秀夫診療副部長(膝関節、スポーツ)、
薮野亙平、益原健太 計6名

概要


当院整形外科は昭和36年の開設。股関節、膝関節、慢性関節リウマチなどの関節外科、また頚椎、腰椎を中心とした脊椎外科を得意としております。都心に位置する病院の性格から主に変性疾患の手術例が多く、最新の診断機器を駆使して正確な診断と良質な医療を提供しております。
手術治療例のほか腰椎椎間板ヘルニア、骨折などの保存治療例も入院治療の対象となります。外来では、腰椎、膝関節、頚椎に由来した疾患が多いですが、他病院で既に診察を受けより正確な診断を求めて来院される患者様も多く受診されております。
年間手術件数は約400件。このうち30%が股関節、膝関節を中心とした関節外科手術、20%が脊椎外科手術で占められています。関節外科では股関節、膝関節に専門家を擁しております。股関節では人工股関節置換術、キアリ骨盤骨切り術あるいは大腿骨骨切り術を実施、特発性大腿骨頭壊死症では病期、病型に応じて骨切り術、人工股関節置換術を実施しております。膝関節では、変形性膝関節症、関節リウマチ、大腿骨顆部壊死などが原因で関節破壊が生じ痛みや機能障害がある場合、保存的治療をして改善しなければ人工膝関節手術を行い再び痛みなく歩くことのできる膝関節を再建します。


治療と成績


1.関節外科
変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死などの股関節疾患により、疼痛、可動域制限、歩行障害が生じ日常生活に大きな障害がある場合、人工股関節置換術(THA)により、痛みを取り除き、股関節機能を改善させ、旅行、ゴルフ、水泳なども可能になり、再び快適な生活を送ることが可能となります。現在では生体材料の進歩により、耐磨耗性に優れたクロスリンクポリエチレンが開発されたり、極めて磨耗しにくいセラミック-セラミックあるいはメタル-メタルを関節摺動部に用いることが可能となり、長期成績の更なる向上が期待されています。当科ではこのような最新の人工関節を用いた手術を行っております。

(1)PDF最小侵襲人工股関節手術(MIS-THA)(←詳細はこちら) 
従来はTHAを18~20cmの皮膚切開下で行っていました。術後の痛みは小さくなく、リハビリテーションも楽ではなく、入院期間も1~2ヶ月と長く社会復帰まで長期間を要していました。当科では最小侵襲人工股関節置換術(MIS-THA)に取り組み、術後の痛みの軽減、リハビリテーションや入院期間の短縮、創が小さいことの美容的な満足度向上を目指しています。この手術は従来と同様の人工関節を従来の約半分の8~10cmの皮膚切開下に挿入する手術です。

(2)PDF単顆置換型人工膝関節(UKA)(←詳細はこちら)
膝の内側のみが障害されている場合に、その内側のみ人工関節に置換します。膝のやや内側を6~8cm切開し大腿骨、脛骨の内側のみを置換する方法です。人工膝関節全置換術(TKA)に比べ非常に低侵襲でより自然な膝関節機能が得られます。術後の痛みも少なく、早期に歩行が可能となり社会復帰も早くなります。

(3)小侵襲人工膝関節全置換術(TKA)
関節破壊が広範囲、高度になってくるとUKAの適応がなくなり、人工膝関節全置換術(TKA)の適応となります。これは最も一般的な膝の人工関節手術で、大腿骨、脛骨の表面すべてを置換します。従来(18~20cm)よりも小さい10~13cmの皮膚切開下で行っています。膝関節機能を改善し痛みを取り除くことができます。

(4)PDFナビゲーションTKA(←詳細はこちら)
UKA、TKAとも安定した手術法で優れた長期成績が得られていますが、さらに優れた成績を目指し、さらに精度の高い手術を行うためにナビゲーションシステムを用いたTKAを導入しています。これはコンピュータを用い、術前計画で立てた目標とする角度、方向に骨を切り理想的な位置、角度に人工関節を設置する手術です。

(5)関節温存手術
①進行期以降の変形性股関節症に対する骨切り術
②膝関節症に対する骨切り術
骨切り術の治療成績は常に国際的にも公表し評価を受けております。

ⅰ. Ohsawa,S.,Matsushita,S.,Ueno,:Joint-preserving operations for elderly patients with advanced and latestage coxarthritis.Arch OrthopTraum Surg 113:302-307,1994.
ⅱ. Ohsawa S,Ueno R:Heel lifting as a conservative therapy for osteoarthritis of the hip:based on the rationale of Pauwels'intertrochanteric osteotomy.Prosth Ortho Int 21:153-158,1997
ⅲ. Ohsawa,s.,Inamori,Y.,Matushita,S.et al.:Factors influencingjoint-preserving operations in the treatment of the late stages of osteoarthritis of the hip.Jbone Joint Surg 82B:369-74,2000.
ⅳ. Ohsawa S.,Matsushita,S.,Norimatsu,H.,Ueno,R.:A report of two cases treated with Pauwels'femoral osteotomy for advanced osteoarthritis resulting from a sequela of infectious coxitis in childhood. Arch Orthop Trauma Surg 123:39-41,2003.
ⅴ. Ohsawa S,Ueno R:Middle-term results of simultaneous bilateral femoral osteotomies for advanced bilateral Ccoxarthritis.J Orthop Sci 11:485-480,2006.
ⅵ. Ohsawa S,Hukuda K,Inamori Y,Yasui N:High tibial osteotomy for osteoarthritis of the knee with varus defor-mity utilizing the hemicallotasis method.Arch Orhtop Trauma Surg 126:588-593,2006.
Vii. Ohsawa, S., Miura A, Yagyu M, Oizumi, A, Yamada E: Assertive rehabilitation for intracapsular fracture of the proximal femur. Clin Rehab ; 21: 36-40,2007.



2.脊椎外科
脊椎脊髄病学会指導医により年間約120例の手術が行われています。頸椎症性脊髄症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎後後縦靭帯骨化症などの頸椎疾患、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患の他、関節リウマチによる脊椎病変や胸椎部靭帯骨化症など幅広い範囲の脊椎疾患を対象にしています。

(1)頸椎における圧迫性脊髄症
椎弓形成術や前方固定術により良好な成績をおさめており、特に椎弓形成術においては限局除圧により術後の頸部痛軽減効果を得ております。また、内視鏡や顕微鏡を駆使した低侵襲手術に積極的にとりくみ、術後の疼痛軽減や、入院期間の短縮を目指しています。

(2)腰椎椎間板ヘルニア
内視鏡下髄核摘出手術を実施します。当院では豊富な症例数を誇っています。

(3)腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症による下肢痛、歩行障害に対して内視鏡下開窓術、あるいは従来法の開窓術を行っています。

(4)脊椎不安定症
腰椎すべり症や関節リウマチによる脊椎病変には椎弓根スクリューなどの金属材料を使用した脊椎固定術を行い、良好な結果を得ております。


関連治療施設/装置


MRI、CT、3D-CT、アイソトープ検査装置、血管造影、骨密度測定装置、レーザー、関節鏡、クリーンルーム、各種リハビリ機器


研究内容


進行期末期変形性股関節症に対する関節温存手術の長期成績
変形性股関節症、特発性大腿骨頭壊死症に対するセメントレス人工股関節の臨床成績
セメントレス人工股関節再置換術の臨床的研究
特発性大腿骨頭壊死症の病理学的研究
腰椎後方進入椎体間固定術の臨床成績


診療実績


患者数 (H20年度)
 
外来患者延数 18,780人
外来患者月平均 1,565人
入院患者延数 13,494人
入院患者月平均 1,125人
外来紹介率:28.0%


認定情報


日本整形外科学会専門医制度による研修施設
日本リウマチ学会専門医制度による研修施設


診療担当・日時


  診療担当・日時一覧


院内配置図




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