
呼吸器センター
特色
呼吸器センターは肺や気管支などの呼吸器系の疾患を治療するセンターで、呼吸器内科と呼吸器外科が担当しております。当科はスタッフも充実しており数多くの患者さまの診療を行っています。
対象疾患と診療内容
肺がん
最近の肺癌治療は、薬物療法、放射線治療、手術療法を組み合わせることにより治療成績も向上してきております。診断においては呼吸器内科で気管支鏡検査を施行し、CTガイド下経皮的肺生検は放射線科が担当し、縦隔鏡や胸腔鏡などによる外科的生検は呼吸器外科が担当します。診断および進行度によって、手術、放射線治療、化学療法およびそれらの併用による集学的治療を行います。
呼吸器感染症
薬物治療が主ですので主に呼吸器内科が担当しますが、膿胸や肺膿瘍といった外科的治療が必要となった場合は呼吸器外科が担当します。
自然気胸
肺の虚脱が中等度以上の場合は入院して胸腔持続ドレナージにより治療します。ドレナージで改善しない場合や再発を繰り返す場合は呼吸器外科での手術を考慮します。
その他
慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎をはじめとするびまん性肺疾患は呼吸器内科で治療し、縦隔の腫瘍などは呼吸器外科での手術が必要です。
検診の胸部写真やCTで異常を指摘された方は気軽に相談してください。